この記事は、
という疑問を持っている人のために書いています。
結論から言うと、「自分で運ぶ」というのが答えです。
つまりここで強調しておきたいのは、「引越し業者の利用は必須という思考を捨てましょう」ということですね。
そして、自分で運ぶ方法は大きく分けて2つあります。
- 自分の車で運ぶ
- 軽トラを借りる
では、以上2つの方法について、メリットとデメリットを実体験も交えながら解説していきます。
Contents
自家用車で運ぶのが、一人暮らしの引っ越しにおける最強の節約術

自家用車で引っ越しするメリット・デメリットは以下の通りです。
- 業者に頼むより圧倒的に安い(基本的にはガソリン代だけ)
- 大きすぎる家具家電は運べない可能性あり
- 全て自分達で作業するので疲れる
- 荷物が多い場合、往復する必要あり
引っ越しと言うと、大半の方は「引越し業者を利用するのが当たり前」と思っているかもしれません。しかし、一人暮らしの場合であれば、自家用車でも十分に引っ越しできます!
一人暮らし用の家具家電って小さめなので、意外と自家用車でも運べちゃいました。
実際に僕は2回一人暮らしの引っ越しを経験していますが、どちらも自家用車だけで引っ越しできました。つまり、掛かった費用はガソリン代だけです。
したがって、引っ越しを最安値で済ませたい場合は、自家用車で引っ越し作業することをオススメします。
大きな注意点とかも特にない
実体験から自家用車で引っ越すときの注意点を語りたいのですが、今思い返してみても、特に伝えておきたいことが思いつかないですね。
それくらい、自家用車で引っ越すのは楽でした。
単に荷物を積んで、それを引越し先に運ぶだけですからね。壊れやすい物は動きにくい場所に置いたり、緩衝材で包んだりすればOKです。
また、荷造りにはダンボールを使うことが今は一般的になっていますが、別に無理にダンボールを使わなくたってOKです。僕は荷物が少なかったので、バッグの中に荷物を入れたり、壊れそうな物はふとんに包んだりしていました。ちなみに、僕が一人暮らしの引っ越しで使ったダンボールは1つだけです。
つまり、普通に考えて思いつくようなケアをしておけば、それで十分です。難しく考えることは何もないと思います。
できれば誰かと一緒に引っ越し作業しよう
ただ、全部1人で物を出し入れしていくのは、思った以上に大変です。したがって、できれば家族や友人といった協力者を確保しておきましょう。
ちなみに僕は友人や家族に協力を頼んだおかげで、スムーズに引っ越し作業が完了しました(友人には焼き肉を奢りました)。
それに、冷蔵庫のようにそもそも1人で運べないような物もあると思いますので、協力者は極力確保したいですね。
友人に借りるのもOK→謝礼は忘れずに
車を持っている友人がいれば、その友人の車を借りるのもありですね。ついでに、その友人に引っ越し作業も手伝ってもらうように頼めるとベストです。
しかし、謝礼は絶対にしたほうがいいです!
いくら友人とはいえ車と労働力を差し出しているわけですから、なんのお礼もなければ、おそらく嫌われちゃいます・・・。
その友人に対して相当な恩を売っていない限りは、作業が終わった後に謝礼をしましょう。
引っ越し業者に頼んだ時の費用を考えれば、謝礼をするなど安いものです。
自家用車で引っ越しした感想→自分達でやって本当に良かった
自家用車で引っ越しした感想を言うと、自分達でやって本当に良かったと思います。
圧倒的に費用を削減できましたし、少し大変でしたけど、それも良い思い出です。
車自体が小さいので1度で全ては運べませんでしたが、それでも1往復で終わりました。
次また引っ越す時も、可能なら自家用車で引っ越したいですね。
軽トラを借りる→普通の車でもOK

- 大きな家具家電も運べる
- 引越し業者に頼むより安く住む
- レンタル料金が発生する
- 借りている車なので慎重に扱う必要あり
- 軽トラの場合、積み込みに苦労する可能性あり
もし自家用車が無ければ、軽トラックを借りればOKです。
ただ、軽トラを借りればOKと言われても、
と不安ですよね。結論から言うと、引っ越し業者に頼むより圧倒的に軽トラを借りたほうが安いです。理由は、人件費が掛かっていないからです。
どんなサービスも「人件費」が高い
そもそも、なぜ引越し業者に頼むとお値段が高くなるかと言うと、人に助けてもらっている、つまりは人件費が発生しているからなんです。この「人件費」が高いんですよ。
したがって、軽トラを借りて仲間内で引っ越すほうが圧倒的に安くなるのです。
気になる方は、軽トラのレンタル料金と引越し業者に頼んだ時の料金を調べてみてください。ちなみに、この記事では具体的な金額は載せません。理由は、具体的な金額は常に変化するからです。今この瞬間の料金を適切に比較したいのであれば、生の情報をあなたが調べるしかありません。
不安な場合は、大きめの普通車を借りよう
ただ、軽トラで運ぶとなった場合、ロープで荷物を固定する必要があります。正直に言えば、そんな作業はほとんどの人はやったことないと思います。
なので、ちょっとでも不安な方は、大きめの普通車を借りて運搬することをオススメします。
ちなみにもし僕が車を借りて引っ越すとしたら、おそらく普通の車を借ります。やはり、使い慣れていない車を使用するのは怖いですからね。
また、一人暮らし用の家具家電であれば、やや大きめの普通車を借りれば余裕で運べます。
ただ、もし借りた車に家具家電が入らなかったら嫌なので、家具家電のサイズと車の広さは事前に必ず確認しておきましょう。
業者を使う時の条件

ここまで、車を使ったり借りたりすることで、引っ越し費用が抑えられることについて説明しました。ただ、場合によっては引越し業者が必要なこともあります。
業者が必要になるケースは以下のとおりです。
- 車の免許を持っていなくて、かつ周りに協力を頼めそうな人がいない
- 重い荷物があるのだが、周りに協力を頼めそうな人がいない
- 持っていきたい荷物がデカすぎて、自家用車じゃ運べない
- 持っていきたい荷物が多すぎて、自家用車じゃ大変すぎる
- 実家と引越し先が遠すぎて、自家用車じゃ大変すぎる
このように、自分達の手では引越し作業ができない環境の人はもちろんたくさんいると思います。その場合であれば、積極的に引越し業者を使ってください。
ただ、個人的には「持っていきたい荷物が多すぎて、自家用車じゃ大変すぎる」という場合であれば、それは荷物をある程度捨てた方がいいですね。
数回往復しても自家用車で持っていけないほどの荷物量であれば、それは一人暮らしするにしては荷物が多すぎると思います。
引越し業者を使うときの節約術
では、もし引越し業者を利用する場合、どんな節約術を使えばいいのか?結論から言うと、以下4つの行動を徹底すればOKです。
- 繁忙期を避ける
- 荷物を極力減らす
- オプションを極力外す
- 複数の業者から見積もりを取る→1番大事
基本的に引越し料金は、「時期+荷物量+オプションを+距離」で決まります。したがって、ぞれぞれの要素から節約できそうと思われる対策を取ればOKです(距離はどうしょうもないので、割愛します)。
まずは、繁忙期を避けることを意識します。ここで言う繁忙期とは、新しい生活が始まるタイミングのことです。今の日本では、4月から会社や学校が新しく始まることになっているので、3月は引っ越しシーズンとなります。そういった繁忙期は料金を高くしても依頼が舞い込んでくるので、料金は高く設定されるのです。したがって、住む場所を思った以上に早めに決めて、早めに引っ越すことをオススメします。
次に、荷物を減らすことを意識します。ただ、荷物量が多少増減しても使うトラックの種類や作業時間が大きく変わるほどの影響は無いので、減らすなら思いっきり減らすことが必要となります。
次に、不要なオプションを外すことを意識します。例えば多くの引っ越し業者が「荷造り・荷解き」や「不用品処分」というオプションを取り扱っていますが、こういった作業は極力自分でやりましょう。なぜなら、自分でもできるからです。引っ越し業者にやってもらうのは、「自分達じゃできないこと=荷物を運ぶこと」に限定すべきだと考えます。やはりどんなサービスも人件費が高くつきますので、自分達でできる作業は極力お断りしましょう。
最後に一番大事なのが、「複数の業者から見積りを取ること」です。
と思われたかもしれませんが、その発想は危険です。どんな業界にも高すぎる料金を請求する悪質な業者はいますので、必ず複数の見積りを取って、相場をザックリとつかむ必要があります。
ここで強調しておきたいのは、「ネットで相場を調べないで、必ず直に複数の見積りをとる必要がある」ということです。理由は以下のとおりです。
- 業者に都合の良い相場が書かれている可能性がある(仮に相場が高めに書かれていれば、高すぎる料金を請求しても気づかれない可能性があるということ)
- 生の情報じゃないので、実態とズレている可能性がある
複数の見積りを取るのは面倒くさいですが、もし引っ越し業者に頼む場合は、必ず複数の見積りを取ってほしいと思います。
最後に伝えておきたいこと

今回は、【実体験】「一人暮らしを始める時の引越し費用」を節約する方法とは?【僕はガソリン代だけでした】というテーマの記事を書いてみました。
この記事の内容を通じて最後に強調しておきたいのは、「凝り固まった考えを捨てましょう!」ということですね。
おそらく世の中には、「引っ越しをする時は業者に頼むのが当たり前」と思っている人もいると思います。ただ、自分の車を使って引っ越してもいいですし、車を借りて引っ越したっていいんです。
ぜひ「どうすれば自分に取ってコスパの良い引っ越しができるか?」と頭を悩ませてください。真剣に考えれば考えた分だけ、あなたにとって良い引っ越しが実現できるのです。
では、以上となります。
この記事の内容が参考になれば嬉しく思います。