一人暮らしのお金の話

【リアルな金額あり】一人暮らしするには毎月いくらのお金が必要?【水道光熱費・携帯・ネット回線など】

この記事は、

疑問に思う人
疑問に思う人
一人暮らしを始めたら、毎月どれくらいのお金がかかるんだろう?

とお悩みの方に向けて書かれています。

結論から言うと、毎月掛かるお金を知りたければ、あなた自身が計算する必要があります。

理由は、あなたの生活を反映した計算で無ければ意味がないからです。世の中には平均値について書かれた記事もありますが、それはあんまり参考にならないと僕は思っています。

では、以上の主張を踏まえて、毎月掛かるお金を正確に出すための思考と方法について書いていきます。

【思考】「一人暮らしするには毎月いくらのお金が必要?」と思ったら、自分で計算しなきゃいけない理由

一人暮らしを始めようと思ったら、まず気になるのがお金の問題ですよね。

そこで多くの人は、最初に平均値を調べます。もちろん、参考として平均値を調べるのはOKです。僕も大まかな数値を知るために、平均を見ることはあります。

ただ、平均値を軸に予算を考えていくのは、ほぼ意味がないと思います。

平均値とは、生身の人間が背景にない数値

では、実際に「一人暮らし 毎月掛かるお金 平均」と検索してみます。

すると、検索結果の1ページ目には以下のような平均値が記載されていました。

出典:Rooch

結論から言うと、この平均値は僕の実態とは全く合っていません。

おそらく、今のあなたの生活費ともかけ離れている数値が多くあると思います。

注目すべきは、で囲われている部分の文章です。ここの文章を読むと、「家賃は物価が安い田舎に済んでいる人や、持ち家のケースを含んでいる」と書いてありますよね。

つまり、全く暮らしが異なる人々の家賃をごちゃまぜにしているわけですから、それはもう何かの実態を表した数値になっていないんですよ。また、僕の感覚をベースに考えても、家賃が20,948円というのはあまりにも安すぎて、現代の実態を全く反映していないように思います。

結論→あなたが自分で計算しなきゃいけない

平均値はそこまで参考にならないということは、毎月掛かる費用を把握したれば、あなたが自分で計算しなければいけないのです。

自分の実態を反映した費用がつかめれば、初めての一人暮らしに対する不安も減少していきますので、ぜひ自分自身で計算することをオススメします。

ちなみに僕も、一人暮らしを初める前には、毎月掛かる費用を自分自身で計算していました。もちろん完璧な把握は無理ですけど、ある程度の把握はできたので、お金に対する不安を感じにくいスタートを切れました。

【方法】一人暮らしに掛かる費用を計算するには、どうすればいい?

では、「自分の実態」を反映した毎月掛かる一人暮らしの費用を知るためには、どうすればいいのか?

結論から言うと、以下の行動を取ればOKです。

  1. 毎月掛かる費用の項目を洗い出す
  2. 想定金額を書き出す
  3. 想定金額を合計する

では、それぞれの手順を解説していきます。

①毎月掛かる費用の項目を洗い出す→コツは、金額が大きいものを洗い出すこと

まずは、毎月掛かる費用の項目を洗い出していきます。

ただ、初めて一人暮らしをする人は

疑問に思う人
疑問に思う人
具体的に毎月どんな費用がかかるか、よくわからない・・・

と悩むと思います。

そこで、僕の方でサンプルとなるリストを作成しましたので参考にしてください。

費用名 金額
家賃
水道光熱費
ネット回線
携帯代
食費
娯楽代
日用品代
衣服代
交通費
雑費
合計

こんな感じで、毎月必要になりそうな費用を思いつく限り書き出していきます。

コツは、金額が大きい項目を洗い出すことですね。細かすぎると思う費用は、雑費としてまとめちゃってOKです。なぜなら、この作業は大まかな数値を把握するためにやっているからです。

金額が大きい項目をしっかり洗い出せれば、そこまでズレた数値になることはありません。

②想定金額を書き出す

費用を洗い出したら、次に想定金額を埋めていきます。

ハッキリとわかる金額はハッキリと書いて、金額が定まらない項目はザックリとでも大丈夫です。

疑問に思う人
疑問に思う人
わからないやつはザックリでもいいの?ぞれじゃ自分の実態とズレそう・・・

と思われたかもしれませんが、大丈夫です。

理由は、例えザックリとした数値であっても、それは「あなた自身の生活を反映したザックリとした数値」だからです。思考停止で平均値を参考にするよりよっぽどマシです。

それに、ハッキリとわかる金額(例えば家賃)もあると思いますので、そこまでズレた数値になることはありません。もちろん、完璧な数値ははじき出せないですけど、完璧である必要もありません。

毎月の費用を計算している理由は、ある程度の将来設計を立てるためであったり、思った以上の出費に慌てたりしないためですからね。

③想定金額を合計する

それぞれの想定金額を出したら、あとは数値を合計するだけです。

そして、その合計よりも気持ち少し多めの予算を考えておきましょう。

なぜ気持ち少し多めの予算を考えるべきかと言うと、どれだけ事前に計算しても、想定外の出費は必ず出てくるからです。

人間は完璧ではないので、想定から漏れる出費は必ずあるものです。したがって、完璧にはこだわらなくてOKです。想定より少し余裕を持つくらいの感覚でいきましょう。

【リアル】僕が毎月掛けている一人暮らしの費用を公開します

ここまで、具体的な計算方法について解説してきました。

加えて、他の人の一人暮らしの費用を見てみたい人もいると思いますので、以下では僕のリアルな毎月の費用を公開します。

費用名 金額
家賃 32,000円
国民年金 16,540円
水道光熱費 7,000円
ネット回線 4,400円
携帯代 3,300円
食費 18,000円
娯楽代 10,000円
日用品代 3,000円
衣服代 2,000円
書籍代 1,500円
交通費 2,000円
雑費 3,000円
合計 102,740円

はい、これが僕の毎月の費用です。冒頭でご紹介した平均とは大きくかけ離れているのが分かると思います。もちろん、リアルな出費はこの金額から多少前後しますが、大きくズレる月はそんなにないです。このように、ある程度自分の支出がわかっていると、お金に対する不安が和らぎます。

また、費用の項目の1つに国民年金が入っています。これは、僕はフリーランスとして働いているので、会社員の方と比べて「年金を収入から支払っている」という意識が高いんですよね。したがって、年金の支払いを費用の1部に含めています。ただ、会社員として働く場合年金は天引きされるので、費用の計算に入れなくていいと思います。

以上の話を踏まえて強調しておきたいのは、「やはり人によって費用は相当に変化するので、自分で計算することは大事」ということですね。

計算するのは面倒ですけど、10分もあればできると思いますので、ぜひご自身で計算して、ある程度の支出を把握できるようにしてほしいです。

最後にお伝えしたいこと

今回は【リアルな実体験】一人暮らしするには毎月いくらのお金が必要?【水道光熱費・携帯・ネット回線など】というテーマの記事をお送りしました。

最後にお伝えしたいことは、「平均値は当てにならないので、必ず自分の手で計算しましょう!」ということです。

平均値はあなたの実態を全く反映していないので、その平均値を軸に予算を考えても、必ず大きく数値がズレてしまいます。そして、結果的にお金に対する不安も増していくという悪循環が生まれます。

毎月の費用が明らかになるだけでも、お金に対する不安はホントに減っていきますので、ぜひご自身で計算して、あなたの実態に沿った費用を把握してほしいと思います。

 

では、以上となります。

この記事が参考になっていれば嬉しく思います。

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